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サウンドデザイナー洪 泰和による所謂ブログでございます

仮面ライダーBLACK 対決シャドームーン[ファミリーコンピュータ-バンダイ-1988]

2020-12-13 13:05

仮面ライダーBLACK 対決シャドームーン[ファミリーコンピュータ-バンダイ-1988]

『仮面ライダーBLACK 対決シャドームーン』クリア
1988年4月15日 バンダイ

仮面ライダーBLACK南光太郎と暗黒結社ゴルゴムとの戦いを描いたアクションゲーム。
仮面ライダー好きとしてはプレイしておかないとかなと云う軽い気持ちで入手。

何と云いますか、本作はクソゲーなんて表現は生温い超理不尽ゲーム。
ご覧の通りもっっっっっっっっさりした動きで操作性が極限の悪さ。
その割に敵の動きは俊敏で凶悪。
ジャンプはAボタン、パンチはBボタン、そしてキックが上ボタンと云う不自然さ。
必殺技は疎か、方向転換すら満足に行えない。

プレイしていて思ったのだけど、前年(87年)に登場した『キン肉星王位争奪戦』にグラフィックや構成がよく似ている。
邪神タイムみたいなのもあるし。
これはキン肉マンのプログラムをベースに開発したのではなかろうかと推理。
にしてもあれだけ苦戦したキン肉マンを遥かに凌ぐ操作難易度だけど。

クリア不可能かと思ってしまうくらいゴルゴムの三神官の強さがあまりにも理不尽。
しかも三神官を倒した後に待ち構えるシャドームーンと戦えるのは1回のみ。
負けるとバッドエンディングでセーブ地点(三神官戦)に戻される。
しかし、ジャンプするとつられてシャドームーンもジャンプする習性に気付き、無防備な着地をセコく狙う戦法を編み出したら余裕で勝利。

ラスボス付近は何度も繰り返し挑む事になるので、クリアする頃にはテクニックが格段に上がっていて、クリア後に最初からプレイすると物凄く楽に進めると云うゲームあるある。
スーパーマリオブラザーズ2も現在そんな感じで割とスムーズにクリア出来る様になっていると云う。

仮面ライダーBLACK自体は割と現役世代だったと思うのだけど、変身シーンやシャドームーンなどはぼんやり覚えているものの殆ど観ておらず。
むしろ『仮面ライダーディケイド』で倉田てつを本人が仮面ライダーBLACK役で出演した方が鮮明に覚えていたり。

  • 2020-12-13
  • カテゴリー: レトロゲーム