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サウンドデザイナー洪 泰和による所謂ブログでございます

オバケのQ太郎 ワンワンパニック[ファミリーコンピュータ-バンダイ-1985]

2020-05-22 12:47

オバケのQ太郎 ワンワンパニック[ファミリーコンピュータ-バンダイ-1985]

『オバケのQ太郎 ワンワンパニック』
1985年12月16日 バンダイ

Q太郎を操作してステージ最後に待っているキャラクターにアイテムを渡す超難易度アクションゲーム。
まともにクリアできる気がしなかった+根気もなかったので、無限クレジット裏ワザを使ってその難易度を堪能してみました。

まず、食べ物。
ゲージが常に減り続けるのでこれを取り続けないと空が飛べなくなり、最後には死ぬ。
『ドラゴンボール 神龍の謎』もそうだったけど、バンダイはこう云うのが好きね。
面が進むと極端に食べ物も減って行き、空を飛んでの進行は非常に困難。

そして敵キャラ。
ワンワン砲を打ってくる犬がグラフィックで見分けがつかない上に、Q太郎のガウガウ砲より飛距離があるのでQマーク(透明)なしで倒すのが非常に困難。
ガウガウ砲は犬にしか効かないので鳥などは避けるしかない。
強盗犯は骨をぶつけて犬に襲わせて撃退するのが攻略法になるが、そんなん分かるかい。

最後に地獄ステージ。
落下しても死にはせず地獄ステージが開始されるけど、真っ暗でどう進めば良いか分からない。飛ぶことも出来ない。
ミスしても再度地獄ステージからのスタートになってしまうので、ステージ構成が分かってないとここでゲームオーバー必至。
構成が把握できるまで何回死んだか知れない。

そんな感じで「クリアさせる気あるのかバンダイ!」と問いたくなる難易度だけど、世の中にはこれをクリアする人がいるので頭が下がります。
この難易度にしてコンテニューもないので、まともにクリアしようと思ったら結構な時間を費やす事になるんだろうなぁ。
操作性は悪くないのにゲームバランスが鬼と云うのが前回の『ポケットザウルス 十王剣の謎』に続いて思ったバンダイクオリティ。

ちなみにクリア後に正攻法で挑んでみましたが5日目でゲームオーバーでした。

  • 2020-05-22
  • カテゴリー: レトロゲーム