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たとえば、君がいるだけで

update:2009年3月18日(水)

今なら、私の隣にスラッとそびえ立つ、five strings moon。
少し前までは、白い顔の優しいフェンダーさん。


私は自らの大荒れる人生の中で、幾度もあなたを手放そうとした。
いつしか私はあなたと共にすることを"役目"とした。
役目を放棄して、3年間もケースに閉じこめたこともあった。

私が忙しくしてあなたに触れない時も、病めるときも、
あなたはただそこにいた。


私が悲しみにくれる時、あなたと会話してみようと思った。
とてもとても、澄んだ音であなたは響いた。
どう話を続けていいのかわからなくても、私が求めればあなたは応えた。

長い時間ひきずり続けて、ようやく気付いた。
あなたは、"役目"なんかじゃない。
何よりも私を癒し、導いてくれていたんだ。
あなたとの一時に大義名分などいらないのだ。

これからも共に、至福のグラウンディングを。

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よく楽器を恋人のように表現される方がいらっしゃいますけど、
こんなふうに自分の楽器に愛情をもって向き合ってみると、
なるほどねと思います。
でも私は女でありながら、楽器が男にはならないですね。
やっぱり主従関係ということなのでしょうか(苦笑
にしても悪い男ですね;そして健気な女です。

でもこの5弦、実はわけありで、先輩(男)の女なのです。
勿論ご本人さまの了承を得てお借りしているのですが、、
ひとさまの彼女をお借りしてお付き合いしてはや半年ですが、、、。
以前持っていた4弦の君は病んでしまって、
はやく治しにいってあげたいと思いながらも月日はズルズル。
よくないよね。こういうの。

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