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サウンドデザイナー洪 泰和による所謂ブログでございます

洪 泰和にプロデュースさせてはいけない

2017-08-16 08:29

松岡美穂

松岡美穂と云うシンガーソングライターがおります。
デジタルステージのLiVE for WebLiFE* 2プロジェクト時に私からのオファーで一緒に仕事したのを除いては、付き合いが長い割に音楽的な絡みは一回も無かったのですが、今回彼女が引退を掛けて挑むワンマンライブのバンマス兼アレンジャー兼鍵盤奏者兼、最終的には作曲迄を私が担当する事となった次第で御座います。

案の定、オーダーの範疇を超えて自分の納得が行く迄色々取り組んだ所為で、松岡本人は勿論、サポートメンバーさん達にも多大なるご迷惑をお掛けしたのではないかと。
まぁ、私が関わると云う事はそう云う事なので、あまり悪いとも思っていないのですが、大変だったのは確かなので此の成果が良い形で達成されると良いなとささやか乍ら願っております。

原曲音源があるものも含めてほぼ全曲編曲し直し

もう、大変さはここに尽きる訳です。
いや、自分で勝手にやったので自業自得なんですが。
当然バンド編成上のリアレンジは必要なのですが、完全に別モノとしてアレンジをし直してます。
挙句コード進行変えまくるわ、曲展開もいじるわで、それを許容する松岡美穂の懐の深さを思い知る訳です。
しかも、一回スタジオで完成させた編曲に納得いかず、後日全然別のアレンジにひっくり返した曲もありました。
お陰様でメンバーの叡智も結集し全曲妥協なく編曲出来たと勝手に自負しております。
此の楽曲群でアルバム作りたいくらいだ。

セットリスト的に欲しい雰囲気の楽曲を書き下ろし

松岡美穂は普段アコースティックで演奏しているミュージシャンなので、バンドスタイルとどう差別化を図るかと云う点に於いて、結構本人も苦戦してまして。
セットリストも雰囲気が偏らない様配慮し乍ら選曲して行ったのですが、最後の1曲の決め手に欠けた私は「曲がないなら作ればいいじゃない」とばかりに新曲を制作。
更に別のアイディアが浮かんだのでもう1曲制作。
結果、後に書いた方が採用になった訳ですが、松岡美穂としても洪泰和としても新たな一面を見せられる楽曲になったかなと。

松岡美穂

本番を前にして

そんな事を頼まれもしないのに勝手にやるのが私なので、取り敢えず全員大変な目に遭った事は云う迄もありません。
放っておくとデザイン面にも手を出しそうな勢いな訳だ。
思い付いたら実行したくなるんだから仕方ないじゃないか。
とは云え、自分でもまだここまで出来るかと思うくらい、編曲と作曲にしっかり取り組めたのは幸いでした。
近年、制作面より演奏面に時間を費やす事が多かったので、改めてクリエイターとして形を作れたのは良かったと思います。
まだ終わってはいませんが、この調子でこの後に控える今年の集大成企画もしっかり成果を残せる様邁進したい次第です。

そんな訳で、8月26日(土)18:00より渋谷GUILTYでお待ちしております。
200人集客できねば引退と云う松岡美穂覚悟のワンマンライブになります。
私が出来る限りの中で最も良い形に仕上げました。
後は皆様にお楽しみ頂ける様、プレイヤーとして本番迄の調整を抜かりなく進めるだけで御座います。

  • 2017-08-16
  • カテゴリー: コラム